>火降というか火←降
授業の終わりを告げる鐘が鳴って、ざわめく廊下から
一際目立つ赤い髪を見付ける、この瞬間が好きだ。
例え自分の方を見なくても、いつも傍にいる仲間に向ける優しい笑顔を見ても、
真っ直ぐで強くて眩しい横顔を見詰めていられる、この時間が好きなんだ。
届かないけど、君が宙を跳ぶ姿をずっと、見ていてもいいよね。
003:出逢った瞬間に決まった関係の所為で傷付く事を考えている